ハワイ島は四国の半分の大きさ、人口は173,000人です。ヒロ市は島のの東側にある町で、ハワイ島の官庁があり、島の中心地です。人口は約43,000人で長谷川ジュンさんの生まれ故郷。日系人が多く住み、ノスタルジックな町並みがいまでも残っています。津波が戦後だけでも5回もきていて、津波博物館では、津波の恐ろしさをおつたえしています。ハワイの古代都市、ヒロ市。ハワイのフラダンス、コアの木の伝統工芸、ラウハラ工芸、美術館、宇宙博物館など、おすすめをご紹介します。
ハワイ島ツアーヒロ市観光:文化と歴史の観光計画
- まずはハワイ島全体の計画
- 宿泊と移動時間の目安
- ハワイスペシャリストのおおすすめ:ヒロ市内観光、ショッピング、B級グルメ
- ヒロ市の天候
まずはハワイ島全体の計画から
ハワイ島は島が大きい(四国の半分の大きさ)ので、ショートステイで訪れる場合は上手に計画を立てることがポイントになります。まずはハワイ島のガイドブックなどを読んで、行きたい場所のポイントを選んでみて下さい。B級グルメもお忘れなく!
優先順位を付けると自分の興味がどこにあるのかが整理でき、計画も立てやすくなります。ハワイ島を楽しむためには2~3日間でまわる駆け足の旅行ではなく、滞在はせめて4日間、できれば5日間以上ほしいですね。
宿泊地と移動時間の目安
まずは、ハワイ島のヒロ空港に到着。このあとコナまでいってコナ空港から帰るというような取り方です。コナ空港着の場合は、このはんたい。ヒロからコナへは車で3~4時間かかりますから、途中下車して観光ポイントによって、北回りか南周りにします。
- 注意:レンタカー会社は車の貸し出し空港と返却空港が異なると乗り捨て料金が発生します。
- 航空券の手配方法については、島間はハワイアン航空予約か最寄りの旅行代理店でどうぞ。
次にハワイ島を短期間で観光する場合には、宿泊先からの移動時間を考えて、泊まる場所をコナとヒロにとる。
- ヒロでのんびり観光:ヒロ市内観光とB級グルメ
- ヒロからキラウエア火山日帰り観光:片道45分(45km)
- ヒロから出発してハプナビーチの宿泊:ワイピ渓谷、アカカ大滝 北回り(197km)片道3時間35分
*上記はノンストップで走った時間の目安と距離(参考:Google Maps)
お泊まりのホテルのおすすめ。
ヒロ市内
- ヒロハワイアン:住所:71 Banyan Drive Hilo, HI 96720 電話:(808) 935-9361
- シップマンB&B:住所:131 Kaiulani Street Hilo, HI 96720 電話:(808) 934-8002
- ハプナビーチプリンス:住所:62-100 Kauna’Oa Drive Kohala coast, HI 96743 電話:(808) 880-1111
- マウナケアリゾート:住所:62-100 Mauna Kea Beach Drive Waimea, HI 96743 電話:(808) 882-7222
トイレ休憩ができる場所のリスト ヒロ市内
・KTAスーパースト、ダウンタウンのバス停留所、ビッグアイランド・キャンディーズ、ヲールマート等の大きなショッピングセンターやマクドナルド等ファーストフード店にも公共トイレがあります。
ハワイスペシャリストのおおすすめ
ハワイ州観光局で認定した観光スペシャリスト
ヒロ市観光
カメハメハ大王銅像
カメハメハ大王はハワイ列島を統一した王様。1810年ハワイ王国の創設者。身長は2メータ以上とも、ハワイ武術、水泳、速走、に長けていた。外交力もすぐれ、恐れら親しまれた王様。プウコハラ ヘイアウ(戦争の神様クーを奉る神殿)を造った後、宿敵ケオウア王を破りました。このときキラウエア火山が噴火、ケオウア王の兵士のうち400人もの兵士が死んだ話が伝えられています。ケオウア王は自らカメハメハ王に身を委ね、その首はプウコハラヘイアウにさらされました。カメハメハ王はハワイ島の統一を果たし、ハワイ列島統一の道を突き進むことになりました。そこで神話で残っているものとして、ポーパクナハ一枚岩など、神話と伝説に包まれている人物です。
虹の滝(ワイアヌエヌエ)
ヒロ市にあるワイルク川上流には、虹の滝の名前で知られているワイアヌエヌエがあります。滝の高さは24メータほどで、朝日が入ってくる時間には、よく虹がみえるので、この名称がついているそうです。また月の女神である、ヒナが住んでいるところで、月の女神はヒロ市に古代住んでいた、ナハ族の神様。ヒロの意味が、新月です。タパ作りの神様でもあるヒナは、戦争の神様クーの妻とも一説あり、ナハ王族とカメハメハ王族との関係とダブル感じがあります。さて神話では、意地悪をするトカゲ モオクナがいて、女神ヒナを悩ませいました。そこで息子のマウイがやってきて、そのトカゲをやっつけた親孝行の話もあります。そこには、樹齢100年近くのマンゴウの古木があります。滝の裏には、バンヤンがあり200年近くたっている古木もあります。
ココナッツアイランド(モク オラ)
モク オラの意味は、癒しの島。ここは大族のみ入ることが許されていた神聖な島。ここには癒しの神社がありました。その昔、カメハメハ王様がここでまず、淡水と海水の混じる池で沐浴をしたあとに、ロミロミマッサージをうけていた癒しの島です。ここでは、大族に仕える神官が従事していて癒しのマナを受ける場所 パワースポット。罪人が許される駆け込み寺でも。泳いで島を一周すると神官が罪を許し、罪の懺悔をしたところでもあるようです。天気のいい日には、マウナロアとマウナケアの両山を見渡す事ができます。ヒロの町もここから眺められますので、王族が座りのんびりとしていた風景が思い浮かびます。ところで、ここからヒロの砂浜がみれますが、この砂浜のかたちが新月の形。新月をハワイ語でヒロといいます。
ホーパク ナハ
ナハストーンはハワイ古代から伝わる大一枚岩。重さは3.5トンもあるといわれています。現在はヒロ市の公立図書館前におかれています。もともとは、ヒロ市にあった神殿(ヘイアウ ピナオ)の神殿の柱としてたっていた一枚岩です。あるお宅の裏庭に長いこと放置されていましたが、そこのご主人がハワイ州に寄付をいたしました。ヘイアウ ピナオ神殿の所在地もいまでは明確ではなく公立図書館近くにあったことしかわかっておりません。予言では、この一枚岩をうがかすことができる大族が王の王になるといわれていました。このポーパクナハの一枚岩をうごかしたのが、カメハメハ大王です。
リリウオカラニ公園
リリウオカラニ女王様はハワイ王国最後の王様です。ハワイの人々を深く愛し、勇気と決断で自ら王権を放棄され、アメリカ合州国に1893年に合併されました。1917年にこの公園が日本人移民の記念公園としても開かれ、週末には地元の人々がピクニックをする公園です。夕方になると近くの官庁や会社員がこの公園の周りを歩いている風景をみます。 さて1960年の津波によりこの公園一体にあった町、ワイケアは小学校と民家が飲み込まれ、沢山の小学生が犠牲になりました。そのときにワイケアにあった町の時計はいまでもそのときの時刻をきざんでいます。
カールスミスビーチ公園
ここは大きなウミガメが泳いでいて、ローカルに大変親しまれているビーチの一つ。駐車場からすこし歩いてビーチまでいくと、溶岩の岩の海岸がでてきます。しかしビーチは白い砂になっていますので安心。水中メガネを持っていきましょう。スノーケリングができ楽しいビーチ。とっておきは大きなウミガメと泳いで、気分最高! 5メータ以内には近寄らないことが必要です。
ヒロ市美術館
ヒロ市内にある美術館としては、ここはハワイ文化工芸の展示が多くおすすめ。写真はイプ (ひょうたん)ハワイダンス フラでつかう楽器の展示会のときの写真です。ハワイアーナになる一つとしてこのような伝統工芸を習得されることもいいですね。古代イプは大変におおきなものがありましたが、いまでは大きな物はなかなかないようです。いろいろな模様も意味が有り、楽器としての使うだけでなく、いまでは工芸としても復活しています。
- 開館時間 9:00~17:00 無休
- ビジターインフォメーション(808) 985-6000
イミロア センター 宇宙博物館
イミロア センターはハワイ大学構内にあり、マウナケア山頂にある宇宙研究所の研究成果をここで観る事ができます。ハワイ原住人 であるポリネシア人は、星を観て航海をしていました。その航海能力は大変にすぐれていて、ホクレア号で実際に航海したことで実証されました。それらの資料も展示販売されています。関心のあるかたはDVDをおすすめです。また博物館では、3Dプラネタリウムのショウがあります。ぜひ一度見に行ってください。ショウのスケジュールは以下のとうり。
- 12:00 PM : Sky Above Hawaii Live Sky Program
- 1:00 PM : Maunakea Between Earth and Sky
- 2:00 PM : Awesome Light III Chasing Celestial Mysteries
- 3:00 PM : Two Small Pieces of Glass
- 10 AM : Earth, Moon and Star 土曜日のみ
- 開館時間 9:00~17:00 月曜日と祝日休
- ビジターインフォメーション(808) 935-7077
津波ミュージアム
ショッピング
シグゼン
フラをしている方達に大人気有名シグさんのお店。デザイン、素材などアロハシャツ、女性のドレストレを見てもいいものばかり。デザインは3ヶ月で一回かわります。そのため売れきれると二度と同じデザインものはありません。必ず1枚買っておきたいシグゼーンのアロハシャツ、ドレスをどーぞ。お店のウインドウも3ヶ月に一回模様替えします。このときはシグさんの60歳の還暦お祝いの、祝言がウインドウにかかれていました。
- 開店時間 9:30~17:00 土曜日 9:00~16:00 日曜と祝日休
- お店の電話: (808) 969-8700
ビッグアイランド・キャンディーズ
ショートブレッドクッキーのお店。製造と販売をしている。中にはいるときれいにドレスアップした店内。3ヶ月に1回の模様替えもあるので、何回きても新鮮な雰囲気です。入るとすぐにクッキーのサンプルとコーヒーをくれますので、ご賞味ください。お店は販売のフロアーとガラス越しに工場のクッキーを作っている様子がみえます。
- 住所:585 Hinano Street, Hilo, HI 96720
- 開店時間 8:30~17:00 年中無休
- お店の電話:(800)935-5510
ハナホウ
ハナホウはヒロ市のベーフフロントにあるお店。シグゼンさんの妹さん経営。お店はハワイの伝統工芸ニイハウシェル、ラウハラ製品を扱っている。すばらしい帽子などあります。値段は高い方ですが、一生ものですので品質は最高。お店もきれいで、店員さんも優しく対応してくださいますので、ご自分の気に入った物を時間をかけてお選びください。
- 住所:164 Kamehameha Ave, Hilo, HI 96720
- 開店時間 10:00~18:00 土曜 9:00~16:00 日休み
- お店の電話:(808)935-4555
ドーリーズ ハンドクラフト
ここはラウハラでつくった工芸品と木製ティキ、ククイナッツのレイなどいろいろなものを売っているお店。フィリピン製ですが、お値段は格安。ハワイの正統工芸はハナホウです。
- 住所:50 Mamo St. Hilo, HI 96720
- 開店時間 10:00~18:00 日休み
- お店の電話:(808)933-9356
ヒロ ファーマーズマーケット
B級グルメ
ロコモコ
ポケどん
パンケーキ
マラサダ
ポルトガル伝統のお菓子。
もともとはキリスト教カトリック教会、伝統3日断食をした後に、信者さんが食べていたパンです。カロリーが高く美味しく、おなかに負担にならないようにと思ってたべてました。3日断食のあとですから、最高においしかったでしょうね! ハワイに来たポルトガル移民の方々が持ってきたものです。ハワイ移民歴史は、サトウキビの生産が始まる1900年代から。ポルトガル系、中国系、フィリピン系、米国白人系、忘れてはならない日系の多くの移民がはじまりました。
TEXドライブインのマラサダです。ここのマラサダは一番です。伝統的な作り方を守っているのと、ふかふか度は「チョウ」いいです。
TEX Drive Inn
- 住所:45-690 Pakalana St #19, Honokaa, HI 96727
- 開店時間 6:30~20:00 年中無休
- お店の電話:(808) 775-0598
プカプカキッチン日替わりランチ
ベスト ライブミュージック
ハワイアーナ
メリーモナーク フラ大会