世界遺産:ハワイ火山国立公園

 

ハレマウマウ火口 ジャガー博物館展望台より

ハレマウマウ火口 ジャガー博物館展望台より

 

 

ハワイ島キラウエア火山は、現在も盛んに活動を続けている活火山です。そこは自然のあふれる広大な溶岩大地と神秘的な森林に囲まれ、世界遺産としても有名な国立公園です。ハレマウマウの火口は、火の女神ペレの住む神聖な場所とされ、古くからハワイアンによって、フラの踊りを捧げ、祈りを捧げられた場所でもあります。ここはパワースポットもあり、ハワイ島ハワイ国立公園の観光のすばらしい見どころをたくさん紹介します。

 

ハワイ火山国立公園地図

 

 

ハワイ島ツアー:ハワイ火山国立公園 概要

 

ハワイ島火山観光は大自然とハワイ文化にふれ癒しのパワーがいっぱい
ハワイ火山国立公園に指定されているここは、広大でその大きさはオアフ島とほぼ同じです。ハワイでは、「ボルケーノ」と親しまれ、1983年からプウオオ火口から流れでた溶岩では、沢山の家がもえてなくなっている活火山。観光のメインはキラウエア・カルデラ(ハレマウマウ火口)。ここのカルデラは幅が5kmもあり巨大、雲が入ると虹も見えることもあります。噴煙のでているクレーターはやく1.2km、深さは150mもあり、東京ドームがはいってしまうほど大きな火口です! 火口の淵を一周する道は全長やく18kmにもなり、道沿いにはジャガー火山博物館やスティームベント、展望台、溶岩トンネルなど見どころがいっぱいです。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードは、1970年代にできたクレーターのあいだを走りぬける道です。ここでは溶岩台地をトレッキングすのが勧め。スケールの違うダイナミックな火山と、地球のエネルギーの凄さを肌で感じることができます。マウナウル火口から流れた溶岩流の痕跡を展望台(ハローナカハカイ)にから圧倒的に広がる景色、ハワイ島旅行でないと見ることが出来ません。

おすすめ観光ポイント

  • ハワイ火山国立公園ビジターセンター
  • ボルケーノ ハウス
  • ボルケーノ アートセンター
  • トーマス ジャガー博物館
  • スティームベント
  • キラウエア イキ
  • 溶岩トンネル(サーストン ラヴァ チューブ)
  • マウナ ウル 溶岩台地
  • ケアラケコモ 展望台
  • ハローナカハカイ 展望台
  • ホーレイパリ
  • プウオア ペトログリフ 

天然記念物に指定されている鳥と植物の世界

ハワイ火山国立公園は世界遺産に指定されています。ここには固有種と言われる、鳥や植物形態があり保護されています。ダーウインの進化論に有るように何十万年もの間に、少しずつ環境に順応した、鳥達 蜜すい鳥 アパパネやイイビなど生存、どれも絶滅の危機に瀕している鳥達です。植物も同様で、国立公園にしかない植物など生存しております。その一部を紹介いたします。

  • アパパネ
  • ネネ
  • オヒアとレフア
  • ハプウ

 

 

ハワイ火山国立公園入り口

ハワイ火山国立公園ビジターセンター

ハワイ火山国立公園内のビジターセンターで、島の立体地図をみるといいです。敷地は海岸線からマウナロアの登山道周辺部と山頂、そしてハワイ島南部の内陸部までが含まれます。おトイレ休憩、お水(天然雨水)、アートセンターもちかくにあります。火山や動植物の資料展示、9時~16時の間には「Born of Fire,Born of the Sea」という25分の映画も上映されています。ミュージアムショップでは、書籍販売他に、寒いときの上着など販売されています。

英語の自信のあるかたは、パークレンジャーのかたが公園の説明をしてくれます。パークレンジャーから火山やハワイの文化について学ぶ無料のレンジャー・プログラムも用意されています。毎朝9時にビジターセンター前の掲示板にその日のツアーが貼り出されるのでチェックしてみてください。公園内は、どこへ行っても安心して快適に過ごせます。国立公園ですので、火山岩、石の持ち出し禁止ですので、ご注意ください。

  • 開館時間 7:45~17:00 無休
  • ビジターインフォメーション(808) 985-6000/遺失物係(808) 985-6157

ボルケーノ ハウス

キラウエア火山 ボルケーノハウス 展望台

修復中で、ホテル、レストランは開いておりません。ギフトショップは、最近あきましたので、スナック類や飲料、各種お土産、夜のボルケーノ探索のための懐中電灯や、悪天候時に必要なジャケット、衣類などが販売されています。

■TEL (808) 967-7321/FAX (808) 967-8429
■ボルケーノ国立公園のビジターセンターの向かい側

 

ボルケーノ アートセンター

ハワイ火山国立公園のとなり、ボルケーノビレッジには、有名なアーティストが世界から集まり、陶芸家、ガラス工芸、木工工芸など数々の工房があります。アートセンターではこのアーティストの作品を展示販売しています。アクセサリーやオーナメントなどの小物、絵画、版画、木工製品、ガラス器など様々な物が扱われています。日本人の好みにも合うような作品が多く、私は木工工芸でコアの木でつくられた製品がすきです。和風のインテリアとの相性も良さそう。高価なものが多いですが、手頃な値段で、お洒落なものも見つかります。別棟で水洗トイレあり。

 

トーマス ジャガー博物館

この博物館はトーマス・ジャガー博士が1912年に火山/溶岩研究所としてはじまりました。ハレマウマウ火口のすぐ近くに建てられた研究所からの展望もたいへんすばらしいです。自分でテストのできる地震計の展示や、火山活動に関する展示、「ペレの髪の毛」「ペレの涙」などの溶岩類の展示、ビデオの放映、ハレマウマウ火口やマウナロアなど各所の揺れをリアルタイムで目で見ることができる地震計などが設置されています。ハレマウマウ火口上には、ウエブカメラがあり、これもリアルタイムでモニターに放映しています。赤外線のものが赤く見えますので、なまなまとした溶岩の様子を見ることができます。

ジャガー博物館展望台から望むハレマウマウ火口

博物館横の展望台から一望できるキラウエア・カルデラ(キラウエア火口)とハレマウマウ火口の壮大な景色が素晴らしいです。 ハレマウマウ火口の燃え上がる噴煙は、黄昏の時間(季節によって異なる)になると赤くなり、まさに女神ペレの赤いシルエットは熱く燃える火山です。

博物館にもミュージアムショップがあります。懐中電灯、書籍、DVDなどが販売されています。水洗トイレとお水(天然雨水)あり。

  • 開館時間 8:30~19:30 無休 (ミュージアムショップ8:30~18:00)
  • 入場無料
  • TEL 985-6049

スティームベント

キラウエア火山国立公園 スティームベント

ハワイ火山国立公園内には、地面の割れ目から水蒸気の吹き上がっているのがみえます。硫黄の臭いはほとんどないのですが、スチームが大変に熱くでてきますので、気をつけてください。このスティームベントが有名で、あたりを見回すと、水蒸気の吹き上がっているところがいくつもあり、まさに活火山だと感じられます。地面に含まれる雨水が地下の熱い岩で熱せられて水蒸気となって出てきています。ハワイアーナの観点ですと、ここはカフナと呼ばれる女性が、オリ(ハワイのお祈り)を捧げるところでもあります。大地の息吹は、母なる大地の生命の息吹とも思われていて、そこで祈る事で、神々との出会いがあると信じられています。コインがはいっているのは、ここで沢山のかたがた願をかけているから。(人種を問わずに。)

 

キラウエア イキ

ハレマウマウのカルデアすぐ横にキラウエア・イキ火口が1959年に噴火してできました。駐車場からすぐ行くと、そこが展望台です。晴れていると、キラウエア火口と共にマウナロア(標高4169m)までが見渡せる絶景ポイント。1959年の噴火の時には約580mもの溶岩を吹き上げました。火山研究者がここで深い穴をほり、この火口の底、約100メータ下に真っ赤なマグマがまだあることがわかりました。火口内を1周するキラウエア・イキ・トレイルは火口の底の溶岩ヲークができます。帰りの登りちょっとたいへんかも、お水など準備が必要ですね。初心者もふくめ一番のお勧めコースです。

 

溶岩トンネル (サーストン ラヴァ チューブ)

ハワイ島キラウエア火山 溶岩トンネル 入り口

500年前の溶岩の流れ出した時にできた最も有名な溶岩トンネルです。溶岩流の外側は外気に触れて冷え固まり、内側の熱いドロドロの溶岩(パホエホエ)はそのまま流れ、火山活動がおさまると、内部が空洞になりまったく自然にできた溶岩トンネルです。照明設備が整っているので懐中電灯は必要ありませんが、目が慣れるまでは、足下にはご注意。20分程度のお散歩コースです。

溶岩トンネル 出口付近

溶岩トンネル入口の展望スポットからオヒアやハプウ(原生シダ)などで覆われた密林を覗き込んでください。絶滅が危ぶまれているハワイ固有種のミツスイ鳥、アパパネのさえず声が沢山きこえて、きくひとの心を癒してくれます。

  • 水洗トイレと水道あり。

 

チェーン オブ クレーターズ ロード

公園入り口でもらう地図に、カルデラから海岸線まで一気に下る30kmの走りやすい道路があります。1970年代は火山活動が活発で、大小いくつものクレーターから溶岩がでてきました。そのあいだを走るように道を造ったので、 チェーン オブ クレーターズ ロードの名前がついています。

この道途中には、いくつかの展望台がありますので、とまってください。景色はとにかく最高!見渡す限りの溶岩大地、ホーレイパリ、ケアラケコモ、海岸線、水平線など、とにかく壮大な自然という言葉がピッタリ。途中、店やガソリンスタンドはないので、必要なら水、軽食も事前に用意していきましょう。

 

マウナウル 溶岩台地

マウナウル 溶岩台地

チェーン オブ クレーターズ ロードを走って行くと20分ほどで、マウナ ウル(ハワイ語で『成長する山』の意味)溶岩台地に到着します。イースト・リフトの1968年から1974年までの連続的な噴火によって隆起した122メータの山です。その時の溶岩流はオヒアの森などを飲みこみながら海に達し、新たに200エーカーの土地が新たにハワイ島にできました。パホエホエと呼ばれる、溶岩流が主なものですが、アアと呼ばれる溶岩流も1974年にはでてきました。アアはパホエホエの上に重なるように黒く見えます。

 

ケアラケコモ 展望台

ここから太平洋に向かって見える景色は最高で、マウナ ウルから流れ出した溶岩の様子を一望に見晴しせます。ピクニックテーブルもあります。風が大変に強いときがよくありますので、帽子など飛ばされないようにしてください。 パノラマ写真をとるといいですね。

 

ハローナカハカイ 展望台

ケアらケコモから車で5分でハローナ カハカイ 次の展望台にきます。ここはただ車の駐車をできるだけのスペースしかありませんが、少し歩いておりて、そこからの展望は絶景です。遮るものがないので、ここで大きく広がる自然、溶岩流が流れていった様子が見えます。

 

ホーレイパリ

ハローナカハカイから見下ろす広大な溶岩流の跡

ハローナカハカイからしばらく走ると、道は大きくカーブし絶壁を一気に下ります。溶岩流が旧道のうえを流れた跡のあるからきた場所に駐車して、振り返って山側を見ると、そこがホーレイパリの絶壁。マウナ ウルから流れる溶岩が一気にこちらに流れた、迫力のある景色が広がります。これがホーレイパリです。圧倒される景色です! この駐車場から旧道あとまで降りていくと、流れた溶岩の凄まじさが感じられます。

 

プウオア ペトログリフ 

プウオア(ハワイ語で『細長い丘』の意味。)ペトログリフというのは昔のハワイアンたちが溶岩に彫った絵のことで、彼らの当時の生活と密接な関わりを持っていました。ハワイ語は文字がないので、すべて口承でつたえていました。ここではペトログラフは物事の記録をする事に使われいましたようです。プウオア ペトログラフ は、ハワイで最も大規模なものとされているペトログリフ群です。駐車場から30分ほどのトレイルを歩くと、木道に囲まれたペトログリフ群が現れます。

アパパネ

ハワイ固有種。蜜すい鳥。鳴き声がよく、オヒアの花レフアの蜜が大好きな鳥。大きさは10センチほどで、小さなとりです。溶岩トンネルのオヒアの森林に生存していて、その鳴き声が観光客を楽しませてくれます。静かにして聞き入るといいですよ。さて羽は赤い鳥で、古代ハワイアンの大族がこの鳥の羽で、冠の飾りにしたりいたしました。オヒアの花レフアと同じ色の羽なので、ダーウインの言う環境にアダプテーションが起きたのでしょう。羽の色のDNAの入れ替えが起きると、このような変化がおきるわけですね。アパパネの嘴は先がとんがっていて、蜜がすいやすいようになっています。

もう一つ重要な点は、花と鳥が一体になって、生存を助けあっていることです。レフアの蜜をすうことで、生存しているアパパネは、レフアの花粉を額につけたまま、あちこちのレフアの花にとんでいって、めしべに花粉をつけ、おしべとめしべの交合を助けています。このように他の蜜すい鳥も、特定の花の蜜をすい生存していますので、鳥だけでなく、植物形態も守る必要があるのはその理由からです。

 

ネネ

ハワイ固有種 ネネ

ハワイ固有種。ハワイアングース。ハワイ州鳥。50万年前にカナダからわたってきた、水鳥。天敵のいないハワイに永住となります。大きさはアヒルに似たような大きさですが、あまり鳴きません。静かに公園内の草やオヘロベリーを食べているようです。天敵のいないハワイにいましたので、人間も他の動物が来ても逃げようとしないので、いったん撃滅しそうになり、つがいの2羽だけになってしまいました。1980年代から始まった、ネネの生存をかけた、科学者達の努力のおかげで、今は公園内には500羽までにふえ、マウイ島のハレアカラ山でも移植繁殖の努力がされています。

さてダーウインの言ったようにネネは、水かきは使わなくなったので、退化してきてなくなりつつあります。しかも山の中に永いあいだいましたので、足の裏には、肉球ができていることも生形の変化がおきたことによります。保護されておりますので、10m以内に近ずく事は禁止されておりますので、ご注意ください。

 

オヒア レフア

オヒア レフア

ハワイ固有種。花が咲く常緑樹、フトモモ科。花はレフア。ハワイ島キラウエア火山国立公園にはオヒア原生林が沢山あり、二酸化硫黄など毒ガスにも強い。溶岩の割れ目に根を張り、土がない場所でも、栄養分は葉の光合成、水は空気中の湿気をとらえて蓄えて成長している。成長は大変に遅く、そのため硬い木になります。桐の木の香りがあり、ハワイ古代では、神殿の建設、ポイを作るときの板など、木の硬い性質を利用しました。花はレフアと呼ばれ、あざやかな赤色、黄色の花がさきます。キラウエア火山ハレマウマウの女神ペレとオヒアの神話で、オヒアの恋人。花はハワイ伝統の花冠を作るときに使われています。花は沢山のおしべの集まりで、沈痛効果もあることが知られていて、出産の時に使われていたと残されています。

ハプウ

固有種 シダ類 ハプウ

ハワイ固有種。熱帯シダ科。キラウエア火山国立公園にオヒア森林の下には原生シダのハプウが群生しています。ハプウは胞子性の植物で、雄と雌のハプウが共存しています。公園のレンジャーの話では、ハプウは化石シダで、ジュラ紀に生えていたシダとにているといわれています。恐竜がでてくるかも! 大きさは、幹の部分だけでも10mになり、葉の部分をいれると15mにもなる大きなシダ ハプウです。ハプウの綿は古代ではけがをしたとき使われたり、クッションに入れる綿としても1900年はじめには、収穫されてました。新しくでてくる芽はハワイアンのかたたちは、食糧難にあったときに食べたそうです。ハプウの生存は他のハワイ固有種の生存を助け、ここは生命のサークルが保たれている、熱帯植物自然公園。